サクサク diary

1980年前後生まれ。 趣味 ゲーム(FF14) バレーボール  旅行

仕事について 2

目標値を達成できるようになると、もっとできるはずと判断されて、さらに仕事が増えた。

 

サービス残業してやっと目標値100%だったところに仕事が増えるわけだから、それをこなすためには、さらにサービス残業をしなければならない。

 

その後は、あいかわらずめいっぱい残業して、さらにサービス残業して、なんとかしのいでいた。

 

仕事に就いて10年、業界の情勢により、自分が担当していた分野は仕事が減ってきた。

そうなると、その分野では人が余ってしまうので、誰かが他の分野に移動しなければならない。

 

他の分野に移る人間として、自分が選ばれてしまった。

担当が変わることについて、管理職から事前の確認はなし。

すでに決定した後で、断ることなどできない。

 

違う分野を担当するということは、自分の知識の幅が広がるし、多分野をできる人が増えれば、職場としても柔軟性ができて助かるので、良い面はある。

しかしそれよりも、不安が大きかった。

ただでさえいっぱいいっぱいなのに、新しい分野では仕事のスピードは当然下がる。

仕事をこなせるのだろうか、と。

 

新しく担当したのは興味がないし、苦手な分野。

新しい人間関係で気苦労は増える。

それでも一年ほどは必死に働いた。これまで以上にサービス残業する時間は増えた。

睡眠不足でフラフラな日が続いた。

 

(続く)