第10話 公式 あらすじ
https://www.ntv.co.jp/sorepaku/story/
ついに最終話です。
訴訟で北脇は、カメレオンティーがハッピースマイルの発明に該当しないことを主張してました。
月夜野は、先使用権を主張するだけの証拠がなかったようです。
小説ではカメレオンティーの製造準備を始めたのは、ハッピースマイルの出願後だったので、有力な資料はありませんでした(あれば苦労しませんし、ドラマとしてつまらないですね)。
亜季が仕掛けた罠にかかって自白する五木。
五木さん、モノづくりの大切さをわかってきたのに、情報漏洩はいかんよ・・・。
「守るべきものを間違えた。」
自身や身内の保身を考えるあまり、判断を間違えてしまうことは私も経験があるので、この言葉はぐさっときました。
この期に及んで法廷での証言はできないという五木。
さきほどのやりとりを録音しておけば証拠になったのでは?
という突っ込みはさておき、確実な証拠が必要です。
開発部のプリンターの使用履歴は調べたけど何もわからず。
窪地が さやか と不仲だった頃、窪地が開発部以外のプリンターを使っていたことに亜季は気付きます。
いくら不仲でもそこまでして避けるかな・・・?作業効率下がるでしょ・・・。
(小説では、さやかが上司にいやがらせされて開発部のプリンターが使えなかったから、他部署のプリンターを使わざるを得なかった(うろ覚え)。)
フロアのプリンターの使用履歴では、窪地のPCから出力された資料が2部印刷され、監視カメラには同時刻にプリンターから資料を持ち出す五木が映っていました。
これが決定的な証拠になり、五木は月夜野役員に自白しました。
結局、侵害訴訟は取り下げられ、特許は月夜野に無償譲渡されました。
ハッピースマイルの田所社長は冒認出願のことを訴訟の途中まで知らなかったので、少し気の毒です。
田所社長は悪役らしいいやらしさがありつつ、ビジネスマンとしてはマトモだし品もあったのでバランスが良かったです。田辺誠一さんのちょうどいい演技が素晴らしくて好きでした。
とにかく月夜野は辛い状況から逆転してめでたしめでたし。
自分の判断で営業秘密にしていた発明が他社に出願されて大損害だなんて、想像しただけで胃が痛くなる状況でしたから、そこから立て直せたのはスカッと爽快です。
私はカタルシスが得られました。
小説と異なる設定があったりしますが、うまくドラマ向けに脚本を作り直していると感動します。
面白かった。
ドラマの続編に期待します。