書籍:勝間式超コントロール思考
勝間和代氏といえば女性パートナーと暮らしていることをカミングアウトしたことでニュースになり、インタビューに答えている姿を見かける時期がありました。
彼女は、学生時代から女性を好きになる気持ちはあったが、社会規範を考えると、カミングアウトすることができなかった、
それは誰にも言ってはいけない想いだと考えていたらしいです。
そんな彼女が大人になって男性と結婚、出産を経て子供が独り立ちする頃、ボランティア活動で LGBT の活動をしているグループの人達と出会い、だいぶ考え方が変わったらしいです。
そしてある女性と付き合い始め、カミングアウトに至ったといいます。
そんな彼女が出した本書はライフハックに関する本です。
6章仕立てになっていて各テーマごとに、物事をコントロールする方法や書かれています。
この中で自分が特に参考になったことについて書いていこうと思います。
第1章 仕事をコントロールする
仕事について重要なポイントは仕事の内容や量スピード感といったあらゆることを自分で選択できるかどうかつまり自ら裁量権を持って働けるかどうかにあります。
やらされ仕事だと、仕事がつまらなくなるし、辛くなるし、やめたくもなるでしょう。
自分がまさにそうでした。自分の価値観とは関係ない分野の仕事が割り当てられ、1日11時間12時間働いて、仕事のペースを決める裁量権がなく、やらされ感が強くつらかったです。
この裁量権を広げるためには上司の仕事を巻き取るとか部署を変更するとか、場合によっては転職をする必要もあります。
もちろんすぐには変えることができないことが多いので、年単位(5年や10年かける覚悟で)で少しずつ行っていきます。
時間がかかっても、諦めないことが大事だと思います。
自分はまず管理職の人に仕事の担当を変えてもらうように希望を出しました。
すぐには希望は叶いませんでしたが多少仕事の割り振りを変えてもらいました。
溜まってた仕事も少し減りましたし、少しでも問題解決に前に進んでいるという感覚が心の支えになりました。
第2章 お金をコントロールする
お金は言うまでもなく人生にとって大事なものです。
勝間和代氏はさすが19歳で会計士の試験合格をした経済評論家なだけあって、お金の事に関してはかなり専門的なことが書いてありました。
ドルコスト平均法と言う方法で収入の1割から3割を投資に積み立てていくことでお金について余裕が生まれると述べています。
自分もそれに従いネット証券会社の口座を開設し積立投資を始めました。
投資は10年後20年後を見据えたものですので、これを始めることにより将来についての展望を考えられるようになりました。
他の章についても実践したことはありますがそれは後日また書こうと思います。
この本を購入して半年あまり、書かれていることのいくつかを実践し自分の生活が改善したと思います。
自分の中ではこの数年で一番のヒット本でした。
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